ノートPCが壊れ、後継(HP Ominibook 7 Aero 13)を急ぎ購入

 昨年末、調子の悪くなっていたノートPCが遂に故障、巷ではメモリやSSDの高騰で年明けにはPCの価格が上昇するぞと騒ぎ始め、ショップブランドPCの納期長期化や一時受注停止が始まった頃です。

故障までの経緯

 この時使用していたノートPCは、Lenovo ThinkBook 13s Gen2 (Core i5 1135G7、16GBメモリ、256GBSSD、WQXGA)で、2022年3月にLenovoアウトレットより8万3千円弱で購入していました。不足気味になるであろうSSDを500GB(WD SN530⇒WD SN550)に換装したので合わせて9万円弱でした。

ThinkBook 13s Gen2(以下ThinkBook)に最初の不調が現れたのは2年後の2024年5月、スリープあるいは休止状態から回復できなくなり各種の回復手段を探して試しましたがNG。すでに1年保証は切れていたものの新たに購入するよりは安いだろうとLenovoへ修理送り。しかしLenovoの修理の手元に届いた時点で症状から回復・再現もせずで、送料・検査料で5,610円也を支払い終わりました。(なお修理受付は販売時点の構成が条件でSSDを元に戻して発送。連絡したらそれでOKでした)

その後現象が起きないということはなく、2度ほど同様の現象が起きました。このときは修理に対する期待が失せていたのと、最初の修理状況からバッテリーが完全放電すると回復するのではと、基盤からバッテリーの配線を外したり完全放電まで待つなりして使えるようになりました。(バッテリー配線を外すと起動するが戻すと起動しないという現象もある。結局放電待ち)

結果バッテリー完全放電を数度経過し寿命を縮めたようでバッテリーでの動作時間が7割程度に落ちていました。

そして4年目の2025年夏頃から原因不明のリブートが発生するようになり、クラッシュダンプ生成に失敗のイベントログのみ残っていました。当初2か月に一度、1か月、2週間と頻度が短くなり12月に入り2,3日おきになった頃、修理の申し込みを行ったのですが修理受付が通った頃に充電完了(保全モード)後にACアダプタ接続中にもかかわらず放電が始まるという状況に陥りました。

(このリブートが多彩で、基本はスリープ中にリブートが発生しサインインでアプリが起動していないことで気づく、スリープ中にリブートが起き?画面は黒いまま、同画面が黒いままで底板がかなり温かい、サインインしてすぐにリブート等々。なぜか使用中にリブートだけは起きなかった。
また修理に向けてSSDの暗号化解除をしたり、元SSDに戻して出荷状態に戻してテストも進めていた。)

ここに至り修理を諦めました。USB周りの故障はシステムボード交換となるようで高額であること、修理見積発行が年明けで修理費用の値上げが予定されており、かかる費用は購入時費用に近づくのではと思ったからです。

Lenovoの延長保証は3年経過時点でも加入できた(ThinkBookは最大5年保証)のですがスルーしてしまいちょっと後悔しています。USB周りの故障は保証対象外となる可能性が高いのですが、その前に修理できていればまだ使えたのにという思いですね。バッテリー交換は必要でしたが3万円程度には納まるのではとしばらくモヤモヤしていました。

ThinkBookの故障顛末を書きましたが、他にもモダンスタンバイで休止状態になったときに、スリープ状態よりバッテリーが消費される謎現象もありました。ThinkPadと比較できませんが、ThinkBookのバッテリー周りはファームウェアの出来がよろしくなかったと疑っています。(今はどうでしょう)

その他バッテリー保全モードで、USBケーブルを接続したままで使用していたのは不味かったかなと思います。充電はUSB4(Thunderbolt)端子にACアダプタあるいはUSB-PDアダプタを挿すのですが、この使用方法は過負荷を招き部品が徐々に劣化し故障に至ったのではと(あくまでも想像ですが、パソコン修理の検索でThinkBook+USB端子はいくつか見掛けました)。
ThinkBookの先代(13s gen1)は専用ACアダプタ端子だったので、USB-PD充電への過渡期だったのかもしれません。

このThinkBookは、下手に手元に置くと修理しないともったいないが出てきそうなので、リネットが今年1月末迄の無料回収キャンペーンを行っていたので不用で放置していたジャンクな電子機器やケーブルと共にドナドナされていきました。

 

後継ノートPCに至る

 ThinkBookの故障が1か月早ければ、ブラックフライデーのセールでもう少し安く購入できたのですが、充電故障が起きたのは年末の12月21日。
年内入手は難しいのではと思いながら即出荷できそうなものをウェブサイトを巡ってみました。
候補はDell、Lenovo、HP。画面サイズは13.3インチあるいは14インチ、画面解像度はできればWQXGA、重量は1kgに近いところ。
DellはXPSじゃないと重量(多くは1.5kg以上)を満足できず予算オーバーでパス、LenovoはYoga Slim 7がよさそうでした。
結局HPの年末セールに負け、OmniBook 7 Aero 13-bg(13.3LCD/WUXGA、Ryzen AI 5 340、16GB、512GB)となりました。延長保証+2年(計3年、ThinkBookの例もあるので)を付けて約13万円也(価格コムモデルで少し安くなることに気付いたのは後のこと)。12月22日に注文して26日に受け取っていました。この時期としては受け取りが最速だったように思います。

これを書いているのは3月10日前後なのですが、昨年末からかなり高くなっています。メモリ32GBのRyzen AI 7 350モデルは10万円くらい上がっています。各社見てもメモリ32GBモデルは25万~30万円辺りの値付けが普通のようです。今年のブラックフライデーはどんな値付けになるのでしょうね。

202603-pricechart-340.png
価格.comのチェックなので、メーカーセールでより安いときもあるようです。

さて購入して少し後悔したこと。

ディスプレイ解像度がWUXGA(1920x1200、125%拡大を使用)なのですが文字サイズによっては表示密度が低いせいか文字の線が細くて見辛いことがあります。WQXGA(2560x1600、175%拡大を使用)のときには太かったのでマシでした(少しぼやっとしましたが)。本当は14インチ2.2Kモデルが気になったのですが時期未定でした。
ディスプレイサイズが13.3インチで満足しているかというと小さい文字が見辛くなってきたので15~16インチ程度のほうがよいのでしょうが、場所を占め重くなりますからね。

メモリが16GBであったこと。今年に入ってローカルLLMへの興味が擡げて(Interface 12月号が刺激)、32GBモデルであれば少し大きめのモデルも扱えそうで残念に思っています。iGPUのCUが倍になるので性能も上がるでしょうしね。

メモリが16GBであることの追加の問題は、Copilot+PCキャンペーンだかなんだかでAI関連のサービスのおかげで数GB強奪されていることです。
WSAIFabricSvcというサービスはAI関連の通信のためにあるようですが、これが起動すると状況によりますが3.5GB以上も占有されます。Copilot+PCのアプリを使用しないのであれば無効に変更しておけばバッテリ節約にもつながるようです。
以下はコンピュータの管理を起動したら"WorkloadsSessionHost"による著しいメモリ占有のケース、終了してもメモリは開放されていません。他にはアプリを起動していないのにNPUが動いている状況もありバッテリーにやさしくなさそうです。

202603-memoryusage-wsai.png202603-memorydetail-wsai.png

キーボードのカーソルキーの小ささは慣れが必要です。カーソルキーとPG UP/PG DWキーを押し間違えて編集中のカーソル位置が飛ぶことがよくあります。ThinkBookはFnキーと組み合わせでしたのでPG UP/PG DWキー押し間違いでカーソルが飛ぶことがない反面、使用頻度が低く良し悪しでした。F1~F12のファンクションキーは常にFnキー押しが必要ですが、ThinkBookは使用中の切り替えでFnキー無しが出来たのは便利でした。

バッテリ容量(43Wh)は不満ではあるのですがThinkBook(54Wh)のときと同程度あるいはやや長持ちです。またiGPUの動画再生支援でバッテリ消費が少なくなったのは満足、しかしオリンピック中にNHK OneでFHD解像度表示に苦労したのは不満(設定>アプリ>ビデオの再生>バッテリーのオプションで切り替え?)。
USB-C端子の挿抜負荷やバッテリー寿命を考慮して、充電時以外はバッテリーで運用しているのですが、購入から2か月経過の充電サイクル数は1/1000でした。(HPの個人向けはバッテリー充電を80%停止できないので、使用中に気になったら70~80%まで充電。Adaptive Battery Optimizerでそこまで気にすることはなさそうですが)

私は付加していませんが、外へ持ち出す機会がある/家庭内でも落下がある(あった)ときはアクシデントサービスを付加したほうがよさそうです。USB端子の故障は自然故障とされないようなので、そういうときにも効きます。

実は中古のVersaProをまだ保有していて、昨年末は久々に活躍しましたが、多くの時間は机の上に置いたまま文鎮状態です。バッテリーは80%充電で放置、たまのバッテリーリフレッシュではさほど損耗していないようです。さすが企業向けPC・・・というところですが、放置しすぎてキーボードの反応が悪くなったりタッチパッドでクリックが反応しない部分があったりします。
行き先はWindows10 ESUが切れるころに考えましょうか。

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