存在しない名前に.comが付与される

さくらのVPS上で、未だ準備できていないサブドメインを何気なしにnslookupで引いてみたら、おかしな応答が返ってきました。

202005-sakura-ntf-name.png

試しに他のものもとチェックしたら、どうやらさくらのDNSに存在しない名前を引くと、末尾に".com"を付けて特定のIPアドレスを応答するようです。.com以外に.orgなどいくつかのTLDでも応答、新興TLDも似たような状態でした。

自宅で使用するISP、KAGOYA、Amazone EC2は大丈夫でした。

試しにHTTPでアクセスしてみました。

$ curl -O http://test.hiroski.com/index.html
$ cat index.html
<!DOCTYPE HTML PUBLIC "-//IETF//DTD HTML 2.0//EN">
<html><head>
<title>301 Moved Permanently</title>
</head><body>
<h1>Moved Permanently</h1>
<p>The document has moved <a href="https://www.hiroski.com/index.html">here</a>.</p>
</body></html>

どこかへ飛ばされるみたいです。

lynx http://test.hiroski.com/ で表示すると、com.comへ飛びました

202005-lynx-comcom.png

さくらのDNSを参照してWebブラウズすることはないでしょうが、メールアドレスを打ち間違えるとTLDによってはブラックホールなどこかへ吸い込まれてしまうのかもしれません。

落ちですが、サーバー屋さん曰く/etc/resolv.confファイルをチェックしてみてと。

$ cat /etc/resolv.conf
# Generated by NetworkManager
search com
nameserver 210.224.163.3
nameserver 210.224.163.4

はい、原因はこれでした。DNSサフィックスというものですが、自ドメインを付加するならともかく、TLDだけを付加するというのはどうなのでしょう。Amazon EC2では自ドメインが付加されていました。

対処はsearch行をコメントアウトしました。このVPSにはいくつかのドメインを収容予定ですので。/etc/resolv.confファイルの反映は即時です。

Generated by NetworkManager が存在する場合再起動時に再作成されるとのことです。

/etc/NetworkManager/NetworkManager.confファイルの[main]セクションに"dns=none"の記述を追加して、NetworkManagerを再起動とのこと。

$ sudo vim /etc/NetworkManager/NetworkManager.conf
(中略)
[main]
#plugins=ifcfg-rh,ibft
dns=none

[logging]

$ sudo systemctl restart NetworkManage

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